日常や感想。
時々小ネタ。
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えぇと…よく分かんないな(爆)
コン一…のようなもの、でございます。
コン一…のようなもの、でございます。
「そんなに言うなら、一回変わっか?」
一護が俺の作り物の目を見ながら言った。
「はん?」
「はん?じゃねぇよ。さっきから遊びに行きたいだの何だのって、うるせぇったらありゃしねぇ」
「だって夏だぞ!サマーだぞ!!遊ぶのが礼儀だろ!!」
「意味わかんねぇよ!…だから、悪さしねぇって約束すんなら一日くらい遊びに行って来てもいいぜ?」
こき、と肩を回しながらたるそうに言う一護を見上げて、首を傾げた。
瞼があったら、ぱちくりと瞬きだ。
「何だよ急に。お前がそんな事言うなんて、さては何か企みが!?」
「お前に何か企んで何が楽しいんだよ」
「じゃあ何だってんだ?」
遊びに行って来ても、というのはつまり俺に一護の体を使ってどこか遊びに言って来い、という事だろう。
今までそんな事一回も言ったこと無かったのに。
「…お前、この間言ってたじゃねぇか。自由な体が、欲しいって」
「え、言ったかよそんな事」
「…やっぱさ、自由になりたいんだろ」
「………そりゃ同情か?いっちょ前に俺様に同情してんのかコラ」
「あ?…ちげぇよ!ただ、俺はっ」
「百万年早ぇんだよ!一護の分際でー!!」
「いてぇ、いや痛くねぇけど蹴るな!鬱陶しい!!」
ちょっと誤魔化した。
本当は一護が同情とかしてる訳じゃない事も分かるけど(だってコイツは馬鹿みたいなお人好しだから!)。
けどでも違うんだ。
「ああもう、行くのか行かないのかどっちなんだよ!?」
「行かね」
「あぁ?」
一護が瞬きをする様を横目(のつもり)で見やる。
一護は、俺がこんなぬいぐるみに閉じ込められて一護の義魂丸としての役割を果たさなくちゃならない事を、窮屈に感じている、とでも思っているんだろう。
そうだな、すげぇ窮屈だ。
短い手足。満足に動かせない体。
だってこんな体じゃ君を護れない。
外の自由なんか要らねぇよ。
俺が欲しいのは、君を護れる自由。
「…お前さ、浦原さんとこ、行くか?」
「何でだよ」
「浦原さんに頼んで、義骸作ってもらったら?そしたら、うちにいる必要もなくなるだろ。自由に、なれるんじゃね?」
「てめぇの体の面倒は誰が見るんだよ」
「そりゃ、普通のソウルキャンディ借りるとか、」
「ばーか」
「何だとコラ!!」
わかんねぇ奴。
確かに義骸があれば、体は自由に動かせるし。
これでも改造魂魄だから、まぁ普通の義魂丸よりは少しは戦える(足だけだけど!)。
でも俺様は、その体を護る役目だって他の奴なんかに渡す気はこれっぽっちも無ぇんだよ。
ああ、儘ならねぇなぁ俺の人(?)生。
「大体今夏だろ」
「だから遊びに行きたいんだろ?」
「俺汗かくの嫌いなの。だから体なんかいらねぇよ」
「てっめぇ…」
「オイ一護」
ちょっと怒ってる(というか俺が怒らせた)一護の怒声を遮って、じっとその目を見つめる。琥珀に煌くその瞳。
俺の真っ黒な目玉モドキはこういうとき便利だな。
あの瞳に見つめられても、感情は見せずに済む。
「お前、あんま怪我とかすんなよ」
「何だよ急に…」
「だって俺様が体に入った時痛いだろ」
「ああそうかよ!…ったく、真面目に話してた俺がアホみてぇじゃねぇか」
ぷりぷりと怒って机に向かう一護はこれから勉強でもするのだろう。真面目な奴め。
俺のことなんか真剣に考えてる暇があんなら、自分のこともっと考えやがれっての。
怪我とか、ほんと勘弁して欲しい。
体に入らなくたって見てるだけで十分痛い。
そんな事、一護には言ってやらねぇけど。
言い出したらきりがねぇよ。
でも俺は改造魂魄だし。
怪我するなとか無茶すんなとか、死神なんか放っとけよとか泣くなとかずっと笑ってろとか好きだとか好きだとか好きだとか。
どれだけ心の中で思っても、それを口にする資格は今の俺には無い気が何故だかするんだよ。
あぁほんと儘ならねぇ。
あー、欲しいもんも一個追加。
欲しいのは、君を愛してもいい自由。
何かちょっとありがちな感じのするコン→一…みたいなの。(…)
何か…何かちょっとずつ入れ忘れてるような…うむむ。
とりあえずコンの喋り方がよく分かりませんorz
別人28号FX…!!(古)
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