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日常や感想。 時々小ネタ。
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を、自分で踏みました。やったね!!(←馬鹿な子!)
6=六番隊ってことで、記念に白一なんか書いてみました。
すんげぃあほ話ですけどね!
…え、これ私、初白一なんじゃない…?(びみょ…)







「一護」
「お、何だよ白哉」

 瀞霊廷内を歩いていたら、突然白哉に声を掛けられた。別に驚くほどの事でもないので、至極普通に返す。
 すると、いつも通りの無表情だった白哉の柳眉が僅かばかり顰められる。そして再び口を開いた。

「一護一護、一護」
「何だ何だ、意味もなく人の名前を連呼すんなよ!一体何が言いてぇんだあんたは」
「………(むすっ)」

 いきなり人の名前を何度も繰り返したと思ったら、今度は何やら勝手に気分を害しているようだ。何だコイツ。
 あれだ、普段から色々悩みすぎて(実際そんなに悩んでいるようには見えないのだが)ついに脳みそどっかにほんなげちまったんじゃねぇのか?

「オイ白哉、お前…」
「兄が…私のことを断りもなく呼び捨てにしているのでな。私も呼んでみたのだが」

 何だそんな事か。
 別に、一護にとっては何ら問題のあることではなかった。

「あっそう。別に好きに呼んでいいぞ。白哉」
「………………」

 軽く返した一護に、どうやら益々機嫌を損ねたらしい白哉は、不機嫌な表情を隠そうともしないまま暫し無言で一護を見つめて(というより睨み付けて)いた。
 そんな風に睨まれる覚えがさっぱりない一護は、剣呑な空気を醸し出す白哉をそれでも負けじと(何にと自分でも思わないでもない)見つめ返していたのだが。

 やがて、徐に白哉が形の良い唇を動かし、そこから流れて来た言葉は。

「いっちー。」

「………は、…?」
「いっちゃん、一護ちゃん、一護君一護様一護殿いち―…」
「ちょ、ま、白哉っ!!」

 突然訳の分からないことを言い始めた白哉を、混乱しながらも何とか止めようとした一護だったが彼の勢いは止まるところを知らぬかのように只管一護の敬称を変えて上げ連ねている。

「一護さん一護っちいちもがっ」
「分かった分かった何か分かんないけどとにかく分かったから止めろ!!ていうか頼むからお願いだから止めてくれー!!!」

 はっきり言って、気っ色悪い事この上ない。
 勿論自分の呼び名に白哉の口から様だの何だのと付けられる事もそうだが、何よりべらべらと喋り続ける白哉というのが最上級に気持ち悪い。

「ぜぇ、はぁ、お、収まったか…?」
「………」

 とにかくその口を止めてやろうと無理やり掌で押さえ込んで塞いでいたが、動く様子が見られなくなったので恐る恐る手を離せば、白哉はじっと慌てふためく一護の様子を凝視していたようだったが。

「白哉…?」
「……ふっ…」

 何やら満足したような顔で笑うと、くるりと踵を返して元来た方向へと静かに去っていった。
 後に残された一護には、疑問符しか浮かばない。

「何だアイツ…訳わっかんねぇ…」

 唯一つ分かるのは、無口でない白哉は気持ちが悪いと言う事だけだった。


 その後、会う度に違う呼び名で一護を呼ぶ白哉とそれから逃げる一護の姿が度々目撃されたとかされなかったとか。





意味わかんねぇ…!初白一がこんなんでいいの私!!?
とりあえず兄様ファンの方すみません…(ああ石を投げちゃ駄目ですよ)ええと、何か自分だけ一護に名前呼ばれてどぎまぎ(違う)してるのが嫌だったらしくて兄様暴挙に出ました。(ほんとかよ)
書いてる間だけやたら楽しかった! 
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